近年の産業保健上の大きな問題点は次のとおりです。

１．定期健康診断で所見を有する労働者の増加

２．過重労働による健康障害を有する労働者の増加

３．メンタルヘルスの問題を抱える労働者の増加

４．じん肺症、化学物質による健康障害や中毒

５．石綿による健康障害

これらのことから事業所には、ますます労働者の健康確保と快適職場の形成が必須となって来ました。

２０１５年１２月よりストレスチェックの実施が義務化されました。

各都道府県産業保健総合支援センターは、事業者や産業保健スタッフ等を対象に、産業保健関係者からの専門的相談対応、産業保健スタッフへの研修、メンタルヘルス対策の普及促進のための個別訪問支援、管理監督者向けメンタルヘルス教育、産業保健に関する情報提供等を実施しています。

また産業保健総合支援センター地域窓口では、常時50人未満の労働者を使用する事業者等を対象に、労働者の健康管理（メンタルヘルスを含む）に係る相談、健康診断の結果についての医師からの意見聴取、長時間労働者に対する面接指導、個別訪問指導等を実施しています。

是非ご利用いただきたいと思います。

埼玉県産業保健総合支援センターはこちらです。

院長は、日本医師会認定産業医の資格を有しています。

現在、ふじみ野市、所沢市にあります企業等の嘱託産業医をしております。 労働者数が５０人未満の企業では産業医を専任する必要はありませんが、少ない労働者数だからこそ健康問題は重要です。

社員数にかかわらず、労働者の方たちの健康診断や健康相談指導、とくに生活習慣病予防や禁煙対策など健康に関するちょっとした気がかりがございましたら、どうぞお気軽にお声がけ下さい。